ただ、息をしていた。

辛いことや悲しいこと、嬉しいこと、幸せなこと。

幸せに生きていること。



でも私は手首を切りたくなったり、
首を絞めてみたり、
もう死んだりしないつもりだけどそういうことを未だに止めることが出来ない。

手が冷たくて、あの頃のことを思い出す。
寒くて、寒くて、それでもまだ一人で外に出たり、していた頃。

衣装は殆ど処分してしまった。

ウィッグは、まだある。



最近は髪の毛を、毛先だけピンク色にしたい。
夫が猛反対だ。

否定されると、子供の頃、激しく叱責されて育ったことが蘇る。

心臓がばくばくして、すぐに涙が出る。

怖い。



怖い思いとか、酷い我慢とか、すると、おねしょをする。
恥ずかしかったのはもう遠くて、諦めているような、悲しい気持ちになる。
後始末をしながら、居なくなってしまいたくなる。

そんなこと、と思うだろうか。



随分いろんなことを経験してきたような気がする。

どちらの立場からの考えも何故だか経験してしまった。

だから考えることがとりあえず両方からで、それが掛ける掛けるで増えて。
そんなに処理能力が無いのに感じたり考えたりすることがいっぺんに多くて。
追いつけない。

言葉に出すのを諦めてしまったり。



カウンセラーの先生に、飲み残しの睡眠薬を捨てるように勧められた。
どうしても出来ずにいる。
ずっと眠りたくなることが出来なくなるのが嫌だから。
でも、飲まないけど。
でも、捨てられない、お守りのように。



会いたい人が居る。
謝りたいような、ただ、元気かどうかが知りたい。



また、タイに行って、忘れてしまいたい。
熱で温かくて雑踏では私は居ても居なくても、どうでもよくて、それが良かった。
周りの誰も私を知らなくて、新しかった。

震災の跡地も、ずっと巡った。

美知にも、美知のお墓に、ようやくお参りした。
何度も何度もそれで区切りがつくような気がしていたのに、
それは全く何の意味もなさなかった。
まだ、まだ、嘘のようだ。

美知のお父様、お母様にも会えてお話も伺ったけれど、
全然実感が湧かない。

このことを考えると、遠くなる。
息が浅くなって、頭の奥の方がじんわりする。



お互いの実家でもいろいろ事件があったり、思うことも複雑になってきた。

理性の部分が残っていて働いているような気もするし、
どこか発狂してるような気もする。
常識はどこまでか、全くそんなぬるいところにない状況でしょうね。
私だけが何故かそんな風に思ってすごく心配が襲うのに、
周りの当人たちはへいちゃらな空気。
おかしいのは私なの?

なんだろうなぁ。

おかしいのかな。

流せない。
どうして平気で居られるんだろうって思うし。

頭痛が増してきたから薬を飲もう。

手を切るより、頓服飲んでる方がマシらしい、ひどい悪い冗談のような現実。

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